治療機器について
インプラント治療機器
FRIALIT-2(FRIADENT 社)
主な特徴として、
(1)天然歯の審美性を極めた広口径(3.4-6.0mm)・歯根
型、(2)上部構造体のより高い安定を得られる内部六角
(Internal Hex)、(3)単独植立からオーバーデンチャーまで
対応できるプログラム化されたシステムで、これまで 25年
以上に及ぶ臨床での成功率は96%と報告されています。
また、上部構造のためのアバットメントが豊富で清掃しや
すくまた、審美的に良好な治療が行えます。
①先端部が(テーパー)先細りの形態
これによって、骨を突き破る事がなく、安全にインプラント
を埋入出来ます。
②接合部がインターナルヘックス
これによって、エキスターナルヘックスのよ
うな、上部構造の接合時の浮き上がりがな
くなります。
③内部注水・外部注水
発熱による骨の火傷による手術の失敗がなくなります。
④3.4~6.0までの径の豊富さ
大臼歯のサイズは以前のもの(最大で4.0位)では全く機能
的、審美的に対応できませんでした。さらに抜歯後、早期に
手術が出来るように設計されています。
クローズドテクニックによる印
象採得(F2-3.8/4.5)
印象採得(F2-4.5)
最終補綴(F2-5.5)
歯肉縁下では、インターナルヘ
ックスであっても、カラー部の
マージンを明示しなければ、浮
き上がりを生じる。ボスミンに
より歯肉の収縮をはかる。
マージンが明示されたことが分
かる。
上部構造装着、直前。歯肉の状
態は、ほぼ完成している。
テンポラリーアバットメント。抜
歯時、即時埋入 2ヵ月後の状
態である。ほぼ理想的に、歯冠
乳 頭 が 保 存 さ れ て い る 。F
-2/5.5
GBR / サイナスリフト
インプラント治療において、かなりの割合で骨の量が足りずにそのままではインプラント治療が不可能な症例があります。この場合には、顎骨を作ることでインプラント手術を可能します。
サイナスリフトにおいては、ソケットリフトと骨移植のどちらかを選択しています。
移植骨は、口蓋骨隆起から採取したもの
を使用。
上顎左側臼歯部にソケットリフトに
よる骨移植後、インプラントを埋入し
た。写真は、インプラント埋入後であ
る。その後、GBR用メンブレンでさら
に骨頂部に骨移植後被覆した。
治療終了後の経過の写真。上顎洞が
挙上されているのがわかる。
アバットメント(いわゆる土台)
を装着した時の状態。
最終補綴装着時。装着直後であるた
め、まだ歯肉は完全ではない。審美
的には、十分満足して頂けた。