インプラントをする時に骨がない場合は、骨を再生してからインプラントの埋入を実施~上顎洞挙上術
2020/12/23
上顎骨は、上顎洞といって大きな空洞が頬骨の辺りにあります。
また、上顎骨は下顎骨にくらべて骨が柔らかいために、インプラント治療が難しくなる事があります。
上顎洞挙上術は、上の写真のように骨が少ない場合には、
上顎洞の内面の膜である、「シュナイダー膜」を持ち上げて
その中に骨を追加してインプラントを入れていきます。
上記2枚が上顎洞挙上術を行い、その後インプラント手術を同時に行いました。
シュナイダー膜の多くは1mm未満で非常に薄く、上顎へのインプラント埋入や上顎骨造成術時には穿孔に注意しなければなりません。
あいざわ歯科クリニックでは、基本的に、上顎洞挙上術の際にインプラント同時埋入手術を行います。患者様にとってはその方が侵襲が少ない利点がありますが、手術の難易度は増してしまいます。手術時間は、40分程度です。
山梨 あいざわ歯科クリニック