DS prime taper デンツプライシロナ インプラントの臨床
2024/12/05
DS prime taperは、骨が柔らかい症例で主に用いられることが多い口腔内用インプラントです。
埋入が短時間で終わり、初期固定がしやすいので、とても扱いやすく、患者様に優しいインプラントです。
発売元であるデンツプライシロナ社は世界最大の総合歯科材料メーカーです。
今回、メインテナンスにて10年以上管理していた歯が、固いものを噛んでしまった事件後に、
脱臼してしまったため、抜歯せざるを得ない状況になりました。
その後、
入れ歯 か インプラント による治療法を提示したところ、
患者様は、 インプラントを希望されましたが、
上あごは、骨が少なく柔らかいために、
骨が少なかったり、骨が柔らかい時に威力を最大限発揮できるインプラントとして開発された
DS prime taperインプラントを人工歯根として歯を入れることになりました。
術後の写真ですが、綺麗に手術がなされていることが分かります。
手術時間は、消毒からトータル45分程度でした。
現在は、上部構造であるジルコニアによる本物の歯とほとんど見分けのつかない歯が入り、
ご自身の他の歯と遜色がないとの事でした。
山梨 あいざわ歯科クリニック
日本口腔インプラント学会専門医